みなさんはおでこから汗が止まらなくて困ったという経験はありますか?
私は多汗症という病気のため、学生時代からちょっと動いただけでおでこの汗が止まらないです。
自宅から最寄り駅まで10分歩いただけでも、おでこから一気に汗が吹き出しタオルで拭わないといけなくなります。
中には涼しい部屋だったとしても、テストなど緊張する場面になるとおでこから汗が止まらなくなる方もいらっしゃいます。
今回の記事で同じようにおでこの汗が止まらないと悩んでいる方の為になれば幸いです。
おでこからの汗が止まらなくて困ったこと
おでこから汗がでて何が困るの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
まずは、おでこからの汗が止まらなくて困ったことをいくつか紹介していきます。
髪の毛をセットしても意味がない

これは男性として致命的な問題です。
もしワックスをしたとしても、異常な量の汗がおでこから出るのでワックスが流れ落ちます。
特に前髪が重症になることが多いですね。
大げさだと思われるかもしれませんが、おでこからの汗がやばい時は前髪だけプールに入ったんじゃないかというぐらい濡れておでこにひっついているときがあります。
なので夏場は髪の毛をセットしても崩れるだけなので、ほとんどセットせずに過ごしています。
女性の方でおでこからの汗が止まらないという方知っていますが、この方はメイクが落ちてしまうことに悩んでいました。
おでこから出た汗が顔にそのまま流れ落ちてしまうのでメイクが落ちてしまうみたいです。
女性の方はいくら頑張ってメイクしてもちょっと歩いてだけで落ちてしまうということを想像していただけたら、この症状の恐ろしさをわかっていただけるかと思います。
冬場の持久走

これはみなさんの学校であるのかはわかりませんが、私の学校では冬に持久走がありました。
この時も私は持久走後、他の人よりも異常におでこから汗が出るわけです。
するとどうなるのか?
おでこから出た汗が冬の寒さで一気に蒸発し、私の頭から湯気が上がるわけです・・・
もうワンピースのルフィのギアセカンド状態ですよ。
持久走が終わった後、先生が話している間私の頭から一人だけずっと湯気が出ているんです。
周りの友達からそれを毎回いじられたのを今でも覚えています。
電車の中で見られる

先ほども言ったように、家から最寄り駅まで行くだけでおでこから汗が止まらなくなります。
涼しい電車内に入っても、そう簡単には汗は止まりません。
タオルで拭いても拭いても、どんどん出てくるわけです。
汗が止まらなく、汗の臭いなどもあり、電車内で視線を集めてしまいます。
そして汗を止めるために、ずっと下敷きなどで顔を仰いでるんですよね。
満員電車の中でずっと下敷きで仰いでいるわけなので、さらに注目されてしまうわけです。
満員電車でそんなことやるなよ!って思われるかもしれませんが、一度周りの目を気にして汗がでても暑くても我慢して電車に乗った時がありました。
その後汗が止まらず、熱中症のような症状になり、電車から降りてそのまま倒れてしまったという経験があるんです。
しっかりと水分補給をしなかった私も悪かったですが、この頭からの汗はできるだけ早く止める必要があるわけです。
おでこからの汗を止める方法は?
では、おでこからの汗を止めるためにはどうすればいいのか?
実は根本的な解決法はあまりありません。
手術をするという選択肢もありますが、学生である私には金銭的、そして手術への不安から選べませんでした。
私は手や足からも汗が出てしまうのですが、現在はiontodermaと言われる多汗症治療用の機器を使い、改善してきています。
しかし、このiontodermaは手と足にしか使えないのです。
今回はおでこからの汗に対して、実際に行っている対処法を紹介します。
手持ち扇風機を使う

手持ち扇風機を使う、これが私のおでこから出る汗の一番の対策となっています。
手持ち扇風機は今やどこに行くのにも手放せなくなりましたね。
私が今使っている手持ち扇風機はこれです。
この扇風機のいいところは二つあります。
実はこの手持ち扇風機は2代目だったんですが、1代目は少しお金をケチってしまい1500円ほどのものを買いました。
モバイルバッテリーとして使えないのはもちろんですが、何よりその扇風機ほんとにうるさいんです。
電車の中で下敷きで仰いでいるのが恥ずかしくて手持ち扇風機を買ったのに、結局うるさくて周りからの視線を集めてしまってました。
もちろん紹介した扇風機も完全に無音というわけではありませんが、電車内で使っていてもうるさいなと思われるほどの音ではなくなりました。
やはり安いものを買うときは気を付けないといけませんね。
そしてこの手持ち扇風機の何よりの目玉がモバイルバッテリー機能です。
5200mAと大容量になっていて、扇風機とは別にモバイルバッテリーを持ち歩く必要がないので助かっています。
扇風機としても最大20時間使用可能なので、たまに充電するのを忘れてしまった時も全然一日乗り切れるのでありがたいです。
おでこからの汗を止めるためには手持ち扇風機がおすすめです。
Saalioを使う
これは私自身が使っていないので紹介するのは申し訳ないのですが、先ほど紹介したiontodermaに似た多汗症治療用の記事としてSaalioというのがあります。
ほとんどの多汗症治療用の機器が手と足、あったとしても脇までなのに対し、このSaalioは顔の治療もできるようになっています。
ただデメリットとしては少し値段が高くなってしまうところというところがあります。
おでこからの汗で悩んでいる方は手や足などからの汗に悩んでいる方も多いです。
手や足の治療にも使えるSaalioや、他の多汗症治療の機器の効果や値段などはついてはこちらでまとめているので参考にしてみてください。
おでこから汗が止まらない!?困ったことと止める方法のまとめ

今回はおでこからの汗が止まらなくて困ったこと、そしてそれを止める方法について紹介しました。
私は頭から足の先まで全部の多汗症です。
iontodermaによって、手や足の汗は改善されてきましたが、おでこや太ももなどは今も汗で苦しんでいます。
特におでこからの汗によって前髪がびしょびしょになるのは、夏の時期はほんとにつらいです。
先ほど紹介した手持ち扇風機を使うようになってからは、おでこから汗が出始めたらすぐに扇風機を付けるなどの対処をすることで前に比べると改善はされてきました。
もちろんおでこからの汗だけじゃなく、脇汗や手汗にも使えるので多汗症の方は是非使ってみてくださいね。
コメント